私は幼い頃から

喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・極度の貧血・低血圧・不整脈・

過喚起症候群・パニック障害・顔面痙攣・側湾S字・子宮筋腫・卵巣のう腫・

腰椎ヘルニア・頚椎ヘルニアなどを経験、病気と怪我のてんこ盛りでした（苦笑）

体が丈夫なわけではないのに、小さい頃から遊ぶの大好き、スポーツ大好き、

アクティブに動き回るのが大好き人間、趣味のヨットや旅行で北海道～沖縄、

海外を楽しみました。

 

そんな私が

「私達は、生まれながらに自分の心と体を健康に保つ能力を持っている」

そのことに気がついたのは30歳を過ぎてからでした。

　きっかけは私自身の大きな手術とパニック障害そして心臓の弱い母の
自宅と病院での看病の経験でした。

 

パニック障害は突如おこり、電車にのると吐き気とめまいで倒れ

バスやエレベーターにのると過呼吸と脳貧血でたおれる日々。
薬は効かなく、藁をもつかむ気持ちでハーブを医療現場に
取り入れている先生のセミナーに参加した時に
アドバイスを頂いたハーブティーが私の人生を変えました。

カウンセリングでも薬でも直らない症状が飲み始めて１ケ月で完治。

あの時の感動と感謝の気持ちは私の原動力となっています。

 

　そして次のきっかけは、母の看病でした。
長引く症状、大学病院での医療の壁と治療に対する疑問と不満、
気力も衰えてくる母を見て私に何か出来る事は ないか？と

頭をめぐらし、ふと思い出したのが、
幼い頃、毎日血だらけになるほど酷いアトピー性皮膚炎のために、

母が毎日 「薬草茶」を煎じお茶と食事のみで治してくれた事でした。

 

　本で薬草と薬膳の勉強をし、漢方薬局に質問に行き、見よう見まねで

手と足のトリートメントを行ったり、精油でサシェを飾ったり、

自分で出来る限りの看病をした事が「自然治癒力」を改めて思い出す

機会となりました。

　その後、漢方スクールに通い、漢方、薬膳を学び、元々好きだった

ハーブの力を更に実感し、植物療法に魅入られ、ハーブやアロマセラピーの

世界に飛び込みました。

病床で浮腫のケアのトリートメント中・・・・・

「あんた向いてるからキチンと資格をとりなさい」と母に言われたのが

英国IFPA認定のアロマセラピストを目指した大きなきっかけです。

 

　残念なことに、母は持病の心臓病の手術後、状態が悪化し病院で満足のいく

ケアも出来ないままこの世を旅立ちましたが、幼い頃に母が私にしてくれた

 「手当て」 は、今は目には見えない 「愛」という形で私の皮膚に

刻まれていると思っています。

 

気づきは1つのチャンスです。

「いつかきっと」と「今から」に変えることで様々な可能性と

未来が広がります。そして皆さんにの生活に豊かさが生まれることでしょう。

 

私に健康の大切さ「気づき」「優しさ」を与えてくれた母に感謝をし、

色々得た経験を教訓に、今後みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

一波〜KAZUHA〜    直美